17日午前3時ごろ、愛知県名古屋市昭和区内の県道で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱。道路左側の信号柱に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた36歳の男性が死亡した。クルマは偽造ナンバーを装着していた。
愛知県警・自動車警ら隊と昭和署によると、事故が起きたのは17日の午前3時ごろ。名古屋市昭和区内の県道をパトロールしていた自動車警ら隊員が、前走車のナンバーを照会したところ、偽造ナンバーを装着していることが判明。職務質問を実施しようと停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。
パトカーはただちに追跡を開始したが、クルマは90km/h超の速度で走り続けたことから、他車を巻き込んだ事故に発展する可能性があるとして約1kmで中止。以後は逃走方向に進行したが、名古屋市昭和区白金3丁目(N35.8.13.6/E136.55.15.5)付近の県道で路外に逸脱し、道路左側の信号柱に衝突しているクルマを発見した。
クルマは衝突によって大破。運転していた男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。所持品から36歳の男性と判明している。
現場は片側2車線の直線区間。警察では男性の運転していたクルマは盗難車の可能性が高いとみて調べを進めている。