プジョー 408 中国発売、先行予約は3万台以上

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プジョーは8日、中国で新型『408』の販売を開始した。発売前の先行受注台数が、3万台を突破する人気ぶりだ。

新型408は2010年1月、中国・北京で公開。『308』をベースに開発された中国向け4ドアサルーンで、従来の『307サルーン』の後継モデルに当たる。欧州と中国のデザイナーが連携し、最新プジョーのアイデンティティを取り入れながら、中国の顧客好みの4ドアボディを設計。新型の生産は、プジョーの中国合弁、東風プジョーが担当する。

新型408は、中国のM1プレミアムセグメントに投入。中国ではM1セグメントが人気で、全市場の40%以上を占める。408はモダンなルックスに高い安全性と広い室内空間を備えたセダンだ。全長は4680mmで、308のハッチバック(全長4290mm)と比較すると、408のほうが390mm長い。

新型408は8日に中国の販売がスタートしたが、発売前の先行受注台数が3万台を突破。プジョーは中国約207都市に、287のディーラーネットワークを構築しているが、その効果もあって、新型408は早くも高い人気を獲得している。

プジョーの2009年中国販売は、08年比44%増の41万台と急増。2010年は、09年比30%増の53万台を目標に掲げる。プジョーは新型408について、「年間10万台をセールスする」と、販促活動に力を入れる方針だ。

《森脇稔》

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