【ニューヨークモーターショー10】インフィニティのフルサイズSUV、QX56…2代目に進化

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日産の高級車部門、インフィニティは3月31日、ニューヨークモーターショーにおいて、新型『QX56』を発表した。直噴5.6リットルV型8気筒ガソリンエンジン(400ps、57.1kgm)を搭載するフルサイズ高級SUVだ。

現行型の初代QX56は、2004年1月のデトロイトモーターショーでデビュー。日産の北米専用ピックアップトラック、『タイタン』のシャシーをベースに開発したフルサイズ高級SUVだ。北米だけでなく、ロシアや中東にも投入されている。

現行QX56は、日産の米国ミシシッピ州キャントン工場で製造しているが、今回発表された2代目は、生産を日本へ移管。日産の関連会社、日産車体の九州工場が生産を担当する。

新型QX56は、日産が今年2月に発表した新型『パトロール』がベース。両車は基本メカニズムを共用しており、ボディもほぼ共通。QX56では、インフィニティブランドらしい専用フロントマスクやテールランプが与えられる。ボディサイズは、全長5291×全幅2029×全高1920mm、ホイールベース3076mm。初代と比較して、35mm長く、28mmワイド、96mm背が低い。

大型化したボディの効果で、3列シートの室内はゆとりが向上。レザーやウッドをふんだんに使用したキャビンは、ラグジュアリーな雰囲気を放つ。乗車定員は7名で、オプションで2列目がベンチシートの8名乗りも選択できる。

装備面は充実しており、8インチモニター、HDDナビゲーション、アラウンドビューモニター、BOSE製13スピーカーオーディオ、i-Podインターフェイス、Bluetoothハンズフリーフォンシステムを標準装備。オプションで、セミアニリンレザーシート、後席用DVDエンターテインメントシステム、デュアル7インチモニターを用意する。

エンジンはパトロールと共通で、新開発VK56VD型直噴5.6リットルV型8気筒ガソリン「VVEL」を搭載。このユニットは、新型インフィニティ『M56』(日本名:日産『フーガ』)用と基本的に共通だが、トルク重視のチューニングが施され、最大出力400ps、最大トルク57.1kgmを引き出す。旧5.6リットルV8比で、パワーは25%向上。それでいて、燃費は10%以上改善。トランスミッションは、7速ATを組み合わせた。駆動方式はFRと4WDで、牽引能力はどちらも3855kgを確保した。

4WD車は、新開発の「オールモード4×4」を採用。インフィニティ初の油圧ボディモーションコントロールシステムは、車線変更やコーナリング時のロールを抑えつつ、快適な乗り心地を実現するオプションだ。

安全面では、レーンディパーチャーウォーニング、ブライドスポットウォーニング、インテリジェントクルーズコントロール、ディスタンスコントロールアシスト、インテリジェントブレーキアシストなどが設定される。

新型QX56は、今夏から全米で販売開始。価格は5万6700ドル(約530万円)からと、旧モデルと同額に据え置かれ、レクサス『LX570』(日本名:トヨタ『ランドクルーザー200』のレクサス版)などに対抗する。インフィニティ部門のベン・プーア副社長は、「新型はフルサイズSUVクラスで、最も存在感がある。スタイル、快適性、広さ、ドライビングの高揚感を求める顧客に、最高の選択肢」と、自信を見せている。
《森脇稔》

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