28日午前5時50分ごろ、山梨県甲斐市内の国道20号で、交差点を進行していた緊急走行中のパトカーと乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。双方の車両は小破したが、負傷者は出なかった。パトカーは交通検問の準備に向かう途中だったという。
山梨県警・韮崎署によると、現場は片側2車線の直線区間。衝突によって双方のクルマは小破。パトカー側の2人と乗用車側の3人にケガはなかった。パトカーは同署・地域課の所属で、国道側をサイレンと赤色灯を使用して走行。交差点には徐行状態で進入したが、乗用車側は気づいていなかったという。
現場は甲斐市富竹新田(N35.39.13.9/E138.31.47.6)付近の国道20号。パトカーは甲府市内での強盗事件発生を受け、交通検問を準備するために同市内に向かっていた。赤信号の交差点に進入したところ、青信号に従って交差道路を右方向から進行してきた乗用車と出会い頭に衝突したという。
なお、強盗事件の容疑者は事件発生から約1時間後の同日午前6時30分ごろに南甲府署員が逮捕している。