旭ダイヤモンド、ダイヤモンドワイヤを増産へ 太陽光発電増加など

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旭ダイヤモンド工業は、三重工場の新棟建設計画を決定した。

三重工場は、2006年6月に現在の三重県伊賀市ゆめが丘に移転した。工場の敷地面積は12万7960平方mで、将来の受注増に対応できるよう増築を想定した設計となっている。

いっぽう昨年竣工した千葉第二工場第3棟は、太陽光発電に使用される多結晶シリコン・単結晶シリコン、LED基板のサファイアやネオジム磁石などの切断に使われる、電着ダイヤモンドワイヤ製造の専用工場として稼動した。

今年6月にはフル稼働を目指し設備を増強しているが、最近の太陽光発電など、自然エネルギー利用発電の需要は強く、千葉第二工場第3棟がフル稼働しても供給能力を上回る需要が見込める。

旭ダイヤモンド工業ではリスクの分散も考慮して、三重工場の敷地内に千葉第二工場第3棟の約3倍の生産能力を持つ新棟を建設する。

新棟は今年12月に完成する予定。

《レスポンス編集部》

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