日本自動車工業会が発表した2010年度(2010年4月 - 11年3月)の四輪車の国内需要見通しは、前年度比4.9%減の464万9600台とマイナスになる見通し。
2009年度の国内需要がエコカー補助金制度に支えられ、同4.1%増の489万1600台と前年を上回る見通し。エコカー補助金は今年9月まで半年間延長されたものの、10月以降、反動減で大幅に落ち込む見通しで、2010年度は前年割れを見込む。
車種別では、乗用車が同5.5%減の395万4000台となる見通し。トラックは同1.4%減の68万3000台、バスが横ばいの1万2600台を予想する。
登録車は同5.7%減の300万2600台とぎりぎり300万台をキープすると見ている。軽自動車は同3.6%減の164万7000台の見通し。