重さ5t、多重衝突で積荷が落下、乗用車を小破

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8日午前、岡山県倉敷市内の国道2号を走行していた乗用車に対し、後ろから進行してきた中型トラックが追突。さらに対向車線を順走してきた大型トレーラーと正面衝突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。この事故で4人が負傷している。

岡山県警・玉島署によると、事故が起きたのは8日の午前11時25分ごろ。倉敷市玉島阿賀崎(N34.32.26.7/E133.39.4.4)付近の国道2号を走行中の乗用車に対し、後ろから進行してきた中型トラックが追突した。

中型トラックは追突を避けようと急ハンドルを切ったが、乗用車との追突後に対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トレーラーと正面衝突した。さらにこのトレーラーから積荷の鉄線ワイヤードラム(重さ5t)2個が路上に落下。このうち1つが近くを走行していた乗用車に接触。このクルマが小破している。

この事故で追突された乗用車に乗っていた3人が頚部打撲などの軽傷。トレーラーの運転者も両足を打撲する軽傷を負った。ドラムが接触した乗用車を運転の女性にケガはなかった。警察では中型トラックを運転していた同市内に在住する43歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線の直線区間。中型トラックを運転していた男性は調べに対して「脇見をしていた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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