【ジュネーブモーターショー10】南アフリカからEV、2013年市販へ…デザインはザガート

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オプティマルエナジー JOULE
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南アフリカのオプティマルエナジー社は2日、ジュネーブモーターショーにおいて、EVプロトタイプの『JOULE』を披露した。2013年の半ば、欧州市場投入を目指す。

オプティマルエナジー社は2005年、Kobus Meiring氏によって、ケープタウンに設立された新興企業。EV量産を目標に掲げ、2008年10月のパリモーターショーに、EVコンセプトカーのJOULEを出品した。今回、イタリアのカロッツェリア、ザガートの総合デザインセンターのサポートを得て、JOULEの先行量産モデルが完成。パリでのコンセプトカーから、リア部分のデザインを大きく手直ししており、5ドア・5シーターの実用的なMPVとした。

EVパワートレインは、ドイツのEDAGと共同開発。モーターは最大出力102ps、最大トルク28.5kgmを発生する。2次電池は、韓国EIG製のリチウムイオンバッテリーで、蓄電容量は36kWhだ。JOULEは0 - 100km/h加速15秒以下、最高速135km/h、最大航続距離230kmの性能を備える。

オプティマルエナジー社は今後、JOULEの先行量産車100台を製造し、南アフリカで6月に開幕するサッカーワールドカップに合わせて、最終開発テストを開始。2012年末に量産体制に移行し、欧州市場へ2013年の半ばに投入する計画だ。価格は2万4300ユーロ(約300万円)を予定している。

《森脇稔》

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