損害保険ジャパンは、損害保険事業の拡大に向けて、セゾン自動車火災が発行する第三者割当増資を引き受け、資本提携すると発表した。
今回の増資で得た資金でセゾン自動車火災は、業容拡大に必要な資本増強をはかるとともに、自動車保険の通販事業の強化に向けたシステム投資などのインフラ整備に充当する。
損保ジャパンはセゾン自動車火災の株式15万5234株を取得し、85.59%出資する筆頭株主となる。クレディセゾンの出資比率は14.41%にとどまる。
セゾン自動車火災は、2800万人のセゾンカード会員マーケットを中心とした通販事業を核に、既存事業も含めた各種損害保険の販売を拡大する。損保ジャパンとクレディセゾンは、損害保険業務に関するノウハウの提供、人員派遣、セゾンカード会員への損害保険の販売支援などを通じてセゾン自動車火災を支援する。