三菱商事は、日本方式の地上波デジタル放送ワンセグ・エリア放送サービスに関するモデル事業の調査研究としてエリアポータルと共同で総務省から受注し、2月16日から2月28日までアラブ首長国連邦(UAE)で実証実験を行う。
今回実施する実証実験は、日本の地上波デジタル放送方式であるISDB-Tによるワンセグ放送を活用し、その特徴を利用した「任意の時間・場所でのエリア情報の一斉同報配信技術」を用いた情報配信サービスの実現性について調査する。
三菱商事は、実験を通してサービスを展開するに当たっての技術的や制度的な課題に関する調査研究を行う。研究では、被災時の危険地点、避難場所などに関する情報をはじめ、地域の交通情報や生活情報、便利情報などの平常時に必要とな情報も配信する。
三菱商事では今回の調査研究などを通して日本の地上波デジタル放送方式を利用した特定エリアへの各種情報配信事業、ITSの発展を目指していく。