国会議員会館に隣接し、政治のもう一つの舞台としても脚光を浴びた東京・永田町のキャピトル東急が、東急ホテルズのフラッグシップとなる『ザ・キャピトルホテル東急』として、10月22日に開業する。
新しい『ザ・キャピトルホテル東急』 は、東急キャピトルタワー(地上29階、地下4階)の中心的なテナントとなる。
1階 - 3階のレストランフロアー、14階 - 15階のスパ&フィットネス、18階から29階の客室で構成される。シティホテルの中でもワンランク上のラグジュアリーホテルだ。
客室は全部で251室。「四季の移ろう和(やわ)らぎのホテル」をテーマとして、和風の味わいと静かなたたずまいが特徴。
最もスタンダードなタイプは、1泊6万5000円のデラックスキング。45平方mとゆったりとした空間に、6mのワイドスパンと独創的な間取りで構成される。144部屋が用意されている。この上のプレミアコーナーツインは7万6000円で36部屋、同タイプのプレミアコーナーキングが7万5000円で32部屋用意されている。最も豪華なザ・キャピタルスイートは218平方mと最も広く、宿泊料も1泊65万円(税サービス料込)と最上級だ。
『ザ・キャピトルホテル東急』には客室階とは別に、特別なスイートルームが5階に用意されている。高層階スイートの都会的な雰囲気に加えて、目の前の日枝神社の緑を借景に、窓が開放できる構造。自然を満喫できる部屋になっている。こちらは4室のみ。
キャピトル東急の名前を引き継いだダイニング「ORIGAMI」や中華料理「星ヶ岡」を始め、庭園と池に囲まれた離れに日本料理「水簾」(すいれん)、「ザ・キャピトルバー」などレストランバーは、伝統の味と洗練されたサービスを提供する。
東急キャピトルタワーは、今年7月31日に竣工する。ホテル以外の4階 - 13階は賃貸オフィス、16階 - 17階は住居用賃貸マンションとなる。