タカタ第3四半期決算…経常増益 回復傾向の継続を予想

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タカタが発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は営業利益が前年同期比14.7%減の82億4900万円となった。

売上高は、同22.3%減の2528億5900万円と大幅減収となった。年後半は回復基調で推移したものの、年前半の世界的な景気落ち込みが影響した。

収益では売上げ減で営業減益となったものの、経常利益は、前期の急激な為替変動と比べて安定的な為替相場が継続したため、同13.7%増の88億5900万円と増益なった。当期損益は同16.2%減の47億6900万円だった。

通期の業績見通しは下半期の自動車販売がインセンティブ政策の打ち切りによる影響など、先行き不透明な状況が続くことを予想していたが10 - 12月期は回復基調で推移し、第4四半期も同様の傾向の継続が予想されるため、上方修正した。売上高が同10.5%減の3450億円、営業利益が同391.9%増の140億円、経常利益が140億円、最終利益が55億円の黒字となる見通し。

《レスポンス編集部》

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