三井物産は5日、北海道での鋼材販売基盤を強化するため、鉄鋼・建材販売業者の今井金商が実施する第三者割当増資を引き受け、15%資本参加したと発表した。
今井金商は北海道を代表する老舗の鉄鋼・建材販売業者。三井物産は、今回の資本提携で今井金商の筆頭株主となり、代表取締役副社長を派遣し、今井金商の経営強化を図る。また、三井物産は今井金商との関係強化により、北海道での販売基盤強化と営業力の向上を目指すとしている。
今回の第三者割当増資では、今井金商の取引先である丸一鋼管、日本鐵板、カネカの各社も資本参加する。