ルネサス、中国の半導体工場の生産能力を増強

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ルネサステクノロジは3日、マイコン生産能力を増強するため、中国・北京の半導体後工程工場のルネサス・セミコンダクタ北京(RSB)に約40億円を投じて新生産棟を新設したと発表した。

同社は、コア事業のマイコンの生産を拡大し、マイコンシェア世界トップのポジションをより強固にする計画。特に、成長を続ける中国のマイコン市場でコスト競争力のある製品を提供し、シェア向上を狙う方針で、マイコンの後工程主力拠点のRSBは、こうした高まる需要に対応するため、新棟を建設した。

新棟は2010年度中に稼動する予定。新棟稼動により、生産面積は現在の1万8000平方mから2万9000平方mへと約60%拡張される。生産能力は、マイコン、ミックスドシグナルなど合わせて、現在の月産約6500万個から2010年度中に月産1億個に達する計画。

同社ではRSB拡張を機にマイコン事業と中国事業を強化する。

《レスポンス編集部》

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