三菱自動車は、中国のパワートレイン合弁工場ハルピン東安汽車発動機製造有限公司(DAE)が、三菱自動車がライセンス供与するオートマティックトランスミッションのラインオフセレモニーを開催した。
DAEは、1.3 - 2.0リッターのガソリンエンジン、5速マニュアルトランスミッションに加え、今回初めてオートマティックトランスミッションの生産を開始する。
市場規模が拡大を続ける中国では今後ATの需要も高まると判断、新たな商品を展開して多様化する市場のニーズに柔軟に対応していく方針だ。
AT生産開始時の生産能力は年間15万基で、第二期工事で生産能力を倍増、年間30万基体制とする計画。
セレモニーには、三菱自動車の益子修社長も出席し、「ATの将来性に期待する」と述べるとともに、DAEの2009年のエンジン生産台数が過去最高の50万基となったことと累計生産150万基達成に賛辞を述べた。