三桜工業は26日、米国子会社であるサンオウ・マニュファクチャリング・コーポレーション(SMC)とメキシコ子会社サンオウ・マニュファクチャリング・デ・メキシコ(SMM)を解散すると発表した。
SMCは、1980年に三桜工業グループとして初の米国製造拠点として設立し、電器部品を製造・販売してきた。また、SMMは、1986年にSMCに隣接するメキシコ・ティファナ市に設立し、SMCが販売する電器製品の製造拠点として事業展開をおこなってきた。
SMC、SMMの事業を取り巻く環境は、輸入製品との競争激化などで業績が悪化しており、同社グループとしては経営資源の集中を進めることを目的にSMC、SMMを解散・清算する。
清算終了は、2010年5月を目途に予定している。