東京製鐵は、田原工場の設備投資予定額を変更する。
田原工場は、第一期工事として製鋼設備、熱延鋼板設備、酸洗鋼板設備などの建設を進めてきた。しかし、経済情勢が著しく変化しており、川下分野の充実を急ぐべきとの判断から、従来、第二期工事として計画していた造管設備の建設を前倒し、2010年3月から稼働することにした。
このため、今期の設備投資に造管設備と関連倉庫設備などを追加、第一期工事の設備投資予定額を150億円上積みし、1550億円とする。
別途土地取得価格として222億円を全額支払済みで、土地代金を含めた田原工場関連の総投資額は1772億円となる。
2010年3月期の業績への影響は軽微としている。