18日朝、大分県別府市内の大分自動車道下り線を走行中の大型トレーラーが急ハンドルを切った結果、バランスを崩して蛇行状態となり、荷台に搭載していたコンテナ14個が路上に落下。積荷のサバ約3万匹が路上に散乱した。
大分県警・高速隊によると、事故が起きたのは18日の午前8時45分ごろ。別府市鶴見(N33.18.37.5/E131.27.27.3)付近の大分自動車道下り線を走行中の大型トレーラーが、道路工事による車線規制の行われていた第1車線に進入しそうになり、慌てて急ハンドルを切ったところ、バランスを崩して蛇行状態となった。
トレーラーは蛇行を繰り返しながら約300m走行。この間に荷台部分に積載されていたコンテナ17個のうち、14個が順次落下。積荷の生サバが路上に散乱した。その数は約3万匹。回収作業のために現場を含む湯布院 - 別府インターチェンジ間が約3時間に渡って通行止めとなった。
現場は片側2車線の緩やかなカーブ。サバは養殖魚のエサとなるもので、コンテナは上部が開いた“開放式”と呼ばれるタイプだった。警察ではトレーラー運転手の漫然運転が事故の主因と推測している。