「フォルクスワーゲンスケートリンクin東京ミッドタウン」(東京・赤坂)のオープニングセレモニーに参加したトリノ五輪金メダリストの荒川静香とフィギュアスケート選手の浅田舞は、都心のど真ん中に出現した銀盤で美しい弧を描いた。
リンク中央に置かれた新型VW『ゴルフ』の周りを颯爽と滑った荒川は、「氷の上に立ってみると、ニューヨークの街の中にあるリンクのようでもあるし、セントラルパークの中心に立っているようなイメージにも見える。開放感があってとても気持ちいい」と同リンクの感想を述べていた。
荒川は屋外スケートリンクにプライベートで遊びに出かけるという。「屋内練習場でこもって滑るよりも、違った感覚と楽しみを得られるから」(荒川)。
さらに、バンクーバー五輪の見どころや注目のポイントなども語った。
「メダルがかかっていると考える選手もいるし、選手生命をかけて自分の集大成として挑む選手もいるし、五輪初出場の選手だっている。こうしたさまざまな選手のバックグラウンドなどを知って見るともっと面白くなるかもしれない。どんな気持ちで氷の上に立っているのかとか、選手の裏側まで追ってみるともっと楽しくなるかも」(荒川)