ダイハツ工業の神尾克幸副社長は24日の『タントエグゼ』発表会見の席上、2010年の国内軽自動車市場について、エコカー補助金が9月まで延長されることなどにより、「ほぼ今年並みのレベルで推移する」との見通しを示した。
同社は今年の軽総市場を08年比10%減の169万台と見ており、来年もこの水準は確保できると予測した。同社の10年の販売計画も今年並みの59万台を目指す。
10年の軽市場については、スズキの鈴木修会長兼社長はマイナスになるとの見込みを表明している。エコカー減税や補助金で相対的に登録車が有利となっており、来年も軽自動車の苦戦が予想されている。