JVC・ケンウッド・ホールディングスは、日本ビクターの国内子会社3社を清算または事業休止すると発表した。これでビクターの国内子会社の構造改革はほぼ終了する。
ビクターは事業構造改革の一環として国内の子会社をビクター本体や他の子会社への集約を進めている。
今回新たにビクターの経理関連業務を行ってきたビクターファイナンスを2010年1月1日付けで事業を休止、サービス部材の管理業務を行ってきたビクターパーツ&テクニカルサポートを2010年6月ごろに清算、福利厚生業務を行ってきたビクタービジネスサービスを2010年6月ごろに清算する。
ビクターは今回の子会社の見直しで構造改革を大筋で終了し、コア事業に集中した効率的な経営で業績回復を急ぐ方針。