日本精工、「汎用高負荷容量シールド付き深溝玉軸受」を開発

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日本精工は、モータ減速機、産業ポンプ、農業機械、など高い負荷容量が要求される軸受として「汎用高負荷容量シールド付き深溝玉軸受」を開発し、サンプル出荷を開始した。

重荷重で使用される軸受では、長寿命化のため、軸受の定格荷重を上げたいというニーズが高まっている。しかし、機械の内部スペースが限られているため軸受サイズの拡大が難しいケースや、省エネのため軸受サイズの大型化による摩擦損失を増やしたくないという要求もあるという。

同社は、これらの要求に対応した汎用高負荷容量シールド付き深溝玉軸受を開発。超大径ボールを使用しながら玉数を可能な限り増やすことで同サイズで動定格荷重を従来比最大26%アップした。また、取り扱いが容易な密封タイプグリース封入品を実現するため、超大径ボールに対応した新開発の薄型シールド板を装着し、高負荷容量を実現しながら従来品と同じサイズに抑えたのが特長。

新製品で2011年度に2億円の売上を目指す。

《レスポンス編集部》

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