最近の軽トラ事情…B級グルメでブランド化

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「肉の万世」の移動販売車
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  • 移動販売車(エフ・ビーオート)
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  • 移動販売車(資料画像)
移動販売車は最近、地方のユーザーや企業にも注目されている。その火付け役は“B級グルメ・ブーム”。

地方の地元企業や自治体などは、この波に乗り遅れまいと、“町おこし材料”以上の期待を寄せ、移動販売車を製作する傾向がある。

神奈川県相模原市にある移動販売車製造・販売業「エフ・ビーオート」には、最近、企業や団体からの発注が入る。「移動販売業を起業した個人ユーザーからの発注は2割程度しかない」と語るのは、同社代表取締役・藤平光男氏。

「大中小さまざまな企業から受注するが、移動販売事業で儲けようとは考えてないようで、マーケティングや企業イメージ向上、ブランドづくりのツールとして移動販売車を使うみたいだ」(藤平氏)

移動販売車の製作を同社に依頼しているある企業は、「B級グルメのイベントを企画し実際に開催してわかるのは、遠方から呼び集めた移動販売車に必ず行列ができるということ。これを喜ぶだけでなく、我々が“地産地消”の精神で移動販売業に乗り込むのもひとつの手だと考えた」と話す。

いっぽうで、さらに違った移動販売車の使い方も見られる。肉の万世・秋葉原本店(東京都)の入口では、1台のスズキ『キャリイ』ベースの移動販売車が客を出迎える。

「『肉の万世』はまた違ったイメージ戦略としてウチの手がけた移動販売車を導入している。このクルマは、敷居が高いというイメージを持ったお客さんを誘い入れるツールとしても使われているようだ」(藤平氏)

企業の宣伝・販促ツールとしても活用されだした移動販売車。今後は街の意外なところに出没するかもしれない。
《大野雅人》

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