新年カウントダウン、NYタイムズスクエアに登場

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キアモーターアメリカは、12月31日夜の新年カウントダウンに合わせて、ニューヨーク・タイムズスクエアの巨大広告スクリーンに、新型SUV『ソレント』を映し出すと発表した。

新型ソレントは2009年4月、韓国のソウルモーターショーで初公開。初代ソレントは2002年に発売され、韓国だけでなく、北米や欧州、オーストラリア、中東など世界各地へ投入された。約7年間の累計販売台数は90万台に達する人気SUVである。

2代目はキアのグローバル人気車種だけに、動力性能や環境性能、快適性、安全性など、あらゆる面を進化させて誕生。ボディサイズは全長4685×全幅1885×全高1710mm、ホイールベース2700mmで、初代よりもワイド&ローのプロポーションだ。

2日に開幕したロサンゼルスモーターショーでは、米国仕様も披露。エンジンは、3.5リットルV6(277ps、34.2kgm)と2.4リットル直4(174ps、22.9kgm)。トランスミッションは新開発6速ATで、従来のATよりも、燃費は約12%引き上げられた。

キアは2009年11月から、米国において初となる現地生産をジョージア工場で開始。新工場は年間30万台の生産能力を備え、まずはSUVの『ソレント』がラインオフしている。

キアにとって米国生産第1号車となるソレント。そのPRには相当の力が入れられ、広告料金の高さでは世界屈指のニューヨーク・タイムズスクエアの巨大広告スクリーンに登場。このスクリーンは同じグループ会社のヒュンダイも活用してきた。ニューイヤーズイブの12月31日の夜、カウントダウンと同時に新型ソレントのCMが放映開始となる。

キアの2009年1 - 11月米国新車販売は、前年同期比7.8%増の27万9015台と、ヒュンダイ、スバルとともに、前年実績をクリアした3社の一角。今回の広告キャンペーンとは別に、キアソレントはNBA(全米バスケットボール協会)の2010公式車両にも指名されている。勢いのあるメーカーは、広告予算も桁違いといえそうだ。

《森脇稔》

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