ヒュンダイは11月30日、米国アラバマ工場での累計生産台数が100万台に到達したと発表した。生産開始から約4年半でのスピード記録となった。
アラバマ工場は2005年5月に稼動。最初にラインオフしたのはミドルセダンの『ソナタ』で、2006年4月にはSUVの『サンタフェ』が生産車種に加わった。100万台の内訳は、ソナタが65万5496台、サンタフェが34万4504台だ。
記念すべき100万台目となったのは、現行ソナタの最終モデル。次期ソナタはロサンゼルスモーターショーにおいて米国仕様が公開されたばかりで、アラバマ工場では12月後半から生産開始のスケジュール。同工場では約2700名を雇用しており、地域への経済効果は年間4億2000万ドル(約375億円)と見込まれている。
HMMA(ヒュンダイ・モーター・マニュファクチャリング・アラバマ)のリック・ニール副社長は、「工場のスタッフは団結して、世界に通じる高品質の車を送り出してきた。100万台は全員の成果」と、従業員の功績を讃えている。