メルセデスベンツUSAは1日、次期『Cクラス』を2014年から、米国アラバマ州タスカルーサ工場で生産すると発表した。
タスカルーサ工場では現在、『Mクラス』『GLクラス』『Rクラス』の3車種を生産中。ここに2014年発表予定の次期『Cクラス』が加わる。米国ではセダン人気が高いことから、Cクラスの現地生産車はセダンのみになるようだ。
現行Cクラスはドイツのブレーメン&ジンデルフィンゲン、南アフリカなどで生産されている。次期モデルでは、全生産量の約20%を米国へ移管する。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は「我々が国際的競争力を維持していくためには、今回の決断は必然だった」と、米国生産の重要性を強調している。