ショベルカーのアームがバス直撃、11人重軽傷

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24日夕方、大阪府茨木市内の府道を走行していた高齢者福祉施設の送迎用マイクロバスと、対向してきた普通トラックの荷台に積載されていたショベルカーが衝突する事故が起きた。アームがバスを直撃し、11人が重軽傷を負っている。

大阪府警・茨木署によると、事故が起きたのは24日の午後5時30分ごろ。茨木市泉原(N34.52.52.8/E135.31.48.5)付近の府道を走行していた高齢者福祉施設が所有する送迎用マイクロバスと、対向車線を走行してきた普通トラックの荷台に積載されていたショベルカーのアーム部分が衝突した。

アームはバスの側面部を直撃。この直撃を受けたとみられる67歳の女性が頭部を強打し、意識不明の重体。バスの運転手は自車線に入りこんでいるアームを目視し、衝突を避けようとしたが、この弾みで路外に逸脱。道路左側の民家外壁に突っ込み、10人が打撲などの軽傷を負った。警察はトラックを運転していた58歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は片側1車線。警察ではショベルカーの固定方法に問題があったものとみて、逮捕した男から事情を聞いている。バスは施設の従業員を最寄り駅まで送る途中だったという。

《石田真一》

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