三菱電機は、約2.9MW(メガワット)の無鉛はんだ太陽電池モジュールをイタリアのコープ(生活協同組合)が新築した物流センター「CNNAプラト」向けに納入した。
設置面積はサッカー場5面分に相当する約2万1000平方mで、倉庫の屋上に設置された太陽光発電システムは、1棟の建物に設置されたものとしてはイタリア最大の容量となる。
CNNAプラトは、倉庫の屋上に2895kW、地上の駐車場に11kWの計2906kW、1万5710枚の太陽電池モジュールを設置した。太陽光発電システムを建物の屋根上に設置する場合、地上に設置する場合と比べて電力買取価格が高く、土地の有効活用にもなるというメリットがある。
この倉庫は、太陽光発電システムを設置することを前提に、屋根の角度などを最適になるよう設計されている。