【新聞ウォッチ】GM業績改善へ、NY株も続伸

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オペルベースのビュイック・リーガル新型
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年11月17日付

●マニフェスト予算圧縮、週内に作業部会、高速無料化など(読売・1面)

●GM赤字大幅縮小、7-9月破綻後初の決算(読売・8面)

●東急、日航株一部売却も(読売・9面)

●GDP年4.8%増、政策息切れ、デフレ、円高、減速リスクなお(毎日・4面)

●日産、リチウム電池他社供給、NECと合弁で低価格(産経・10面)

●LED部品シャープ、ソニーに供給(日経・1面)

●経産相に厳重注意、GDP速報値問題(日経・5面)

●欧州新車販売、16%増10月(日経・9面)

●設備投資抑制続く、自動車・電機今期1890億円下振れ(日経・11面)

●リチウムイオン電池、電気自動車向け新工場、GSユアサ、500億円投資(日経・13面)

●電気自動車充電設備、来年から実証実験、NTTデータ、2カ月、23拠点で(日経・13面)

●日立、4000億円調達、事業「選択」道半ば(日経・17面)

ひとくちコメント

米ゼネラルモーターズ(GM)が経営破綻後初の決算(09年7 - 9月期)を発表した。それによると、売上高は前年同期比30.3%減の263億5200万ドル(約2兆3700億円)、純利益は11億5100万ドル(約1036億円)の赤字。

きょうの各紙が大きく報じているが、赤字幅が縮小したことで、「破綻前の旧GM時代と比べれば業績は改善」(朝日)とする一方で、「国内外の政府の支援策や値引き販売に支えられた面も大きく、傘下のドイツ・オペル売却を撤回するなど経営方針も迷走」(毎日)。「なお厳しい経営状態にあることを示した」(読売)との見方を示している。

業績が改善されたものの、赤字から抜け出せないのはトヨタ自動車も同じである。しかし、GMの業績改善などでニューヨーク株は続伸したが、トヨタの業績が上向いても東証の株価は急伸しないのは何故だろうか。

《福田俊之》

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