大同工業が発表した2009年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比35.5%減の156億6200万円と大幅減収となった。
二輪車用チェーンは、昨年秋以降から続く完成車メーカーの在庫調整による大幅な減産の影響を受け、補修用も、南米、欧州を中心に受注が低調だった。四輪車用チェーンは、アジアを中心に受注が好調だったものの、国内完成車メーカーの在庫調整による減産の影響を受けて減収となった。
リムホイール関連事業は、二輪車用アルミリム、バギー用ホイール、スイングアームは、完成車メーカーの減産で受注が減少した。
損益では、売上げの大幅減収で、営業損益は8億4800万円の赤字、経常損益は6億1600万円の赤字となった。当期赤字は3億6600万円で、前年同期の8億2900万円の黒字から収益が悪化した。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。