西川ゴム9月中間期決算…自動車部品低迷で大幅減益、通期は黒字に上方修正

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西川ゴム工業が発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比49.3%減の6億4800万円となり、大幅減益ながら黒字となった。

売上高は同29.4%減の204億9900万円だった。グループの主力製品である自動車用部品の受注が大幅に落ち込んだため。

収益では、コスト削減などを進めたものの、売上げの大幅減少から経常利益が同53.8%減の9億2700万円だった。当期純利益は法人税等調整額を計上したため、同3.4%増の15億2100万円だった。

通期業績見通しは、自動車メーカーの生産が当初計画を上回る見込みとなったほか、中国の子会社の業績が予想以上で、上方修正した。売上高が同9.3%減の455億円、営業利益が25億円、経常利益が28億円、最終利益が29億円と黒字となる見通し。

中間配当は「未定」としていたが1株当たり7円を実施する。前年実績と比べて2円の減配。期末配当予想は「未定」だったが8円に修正した。

《レスポンス編集部》

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