西川ゴム工業は9月17日、中国湖北省の湖北西川密封系統有限公司の第2工場(中国拠点としては第4工場)の稼働を開始したと発表した。同社は「2030年グローバル中長期経営計画」に基づき、中国自動車市場におけるドアシール材(ウェザーストリップ等)の受注拡大を目的として新工場を設立した。近年労務費の高騰が続く上海工場から、中国内陸部の新工場へ生産を移管することで、コスト競争力を強化し、日系および中国系自動車メーカーからの受注拡大を図る。