進路を塞ぐクルマにバイクが次々と衝突、2人死亡

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9日朝、茨城県つくば市内の県道で、丁字路交差点を左折して県道に入ってきた乗用車と、県道を走行していたバイク2台が次々に衝突した。この事故でバイクの運転者2人が死亡。警察はクルマを運転していた45歳の男を現行犯逮捕している。

茨城県警・つくば中央署によると、事故が起きたのは9日の午前7時15分ごろ。つくば市栗原(N36.7.11.1/E140.6.0.3)付近の県道で、丁字路交差点を左折して県道へ侵入してきた乗用車に対し、県道を進行してきたバイク2台が次々に衝突した。

このうち最初に衝突したとみられる大型バイクを運転していた桜川市内に在住する36歳の男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、骨盤骨折などが原因でまもなく死亡。次に衝突したとみられる中型バイクを運転していた同市内に在住する18歳の男性は、道路中央の植栽を越えて対向車線側まで弾き飛ばされ、対向車にはねられて死亡している。

警察はクルマを運転していた阿見町内に在住する45歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

現場は片側2車線の直線区間。信号機は無かったが、クルマが進行してきた市道側には一時停止標識があった。クルマは交差点で止まらず、速度を維持したまま第2車線側へ進入してきたという。調べに対しては「バイクの接近は認識していたが、距離があるので間に合うと思った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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