5日正午ごろ、福島県郡山市内の国道49号で、交差点を右折しようとしたタクシーと、直進してきた乗用車が正面衝突する事故が起きた。この事故でタクシーの乗客が重傷。双方の運転者も軽傷を負っている。
福島県警・郡山北署によると、事故が起きたのは5日の午後0時5分ごろ。郡山市熱海町(N37.28.22.3/E140.17.43.2)付近の国道49号で、交差点を右折しようとしていたタクシーに対し、直進してきた乗用車が衝突した。
双方のクルマは中破。タクシーの後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた61歳の女性が、衝突の衝撃で前方に投げ出されて左足を骨折。出血も激しいため、ドクターヘリで市内の病院に収容されたが重傷。タクシーを運転していた55歳の男性と、乗用車を運転していた61歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。
現場は見通しの良い三叉路交差点で、信号機は設置されていない。両車とも国道を走行していたという。警察では安全確認に怠りがあったものとみて、双方の運転者から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。