遮断機や警報機の無い踏切で衝突、トラックの2人死亡

自動車 社会 社会

2日朝、青森県むつ市内にあるJR大湊線の踏切で、踏切内に進入してきた普通トラックと、通過中の下り普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた2人が死亡している。列車の乗客乗員にケガはなかった。

青森県警・むつ署によると、事故が起きたのは2日の午前8時55分ごろ。むつ市南赤川町(N41.15.11.4/E141.13.41.2)付近のJR大湊線・金谷沢 - 赤川駅間にある警報機や遮断機の無い踏切で、踏切内に進入してきた普通トラックと、通過中の下り普通列車(野辺地発/大湊行き、2両編成)が衝突した。

トラックは約200mに渡って押し出されて大破。運転していた同市内に在住する28歳の男性と、助手席に同乗していた79歳の女性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、2人ともまもなく死亡が確認された。列車の乗客乗員にケガはなかった。

現場は見通しの悪い場所にある踏切。列車の運転士は「突然出てきた。ブレーキが間に合わなかった」などと証言しているという。運転していた男性は、助手席に同乗していた女性から自宅修理の依頼を受け、資材を買いに行く途中だったようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース