信号見落として進行、下校中の小学生はねる

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26日午後、岐阜県関市内の県道で、道路を横断していた下校中の小学生2人が進行してきた軽ワゴン車にはねられる事故が起きた。うち1人が意識不明の重体。警察はクルマを運転していた74歳の男を現行犯逮捕している。

岐阜県警・関署によると、事故が起きたのは26日の午後3時30分ごろ。関市下有知(N35.30.28.6/E136.54.47.8)付近の県道で、信号に従って道路を横断しようとしていた小学生2人に対し、信号を無視して進行してきた軽ワゴン車が衝突した。

クルマはこのうち8歳の男児を直撃し、意識不明の重体。別の1人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。警察はクルマを運転していた富加町内に在住する74歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は片側1車線。押しボタン式の歩行者信号機が設置されており、当時は横断側が青の状態だった。負傷した2人の通う学校は集団下校を採用しており、2人は先行する集団からやや遅れて歩いていたとみられる。

逮捕された男は調べに対して「信号を見落としていたようだ」、「数人が横断したことは確認しており、もう大丈夫だと思って通過したら子供に当たった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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