東京モーターショー、ホンダブースの「でんじろう先生のスペシャルステージ」で、サイエンスプロデューサーの米村傳治郎(よねむらでんじろう)氏は、ホンダが展開するハイブリッド車・燃料電池車・電気自動車などのエコカーに共通する要素である「電気」をテーマにした実験・パフォーマンスを展開した(26日)。
でんじろう先生が身近なものを使用して電池の仕組みを説明。木炭にキッチンペーパーを巻き付け、周りに塩水をかける。さらにその周りをアルミ箔で覆うと……。「はい、これで電気が取り出せるはずです」と先生。
デモ用のモーター風車のマイナス極をアルミ箔側に、プラス極を木炭に接続すると、風車がまわり始めた。
「これ、アルミが溶けることで電気が生まれているんだ。アルミが電気を出して炭が電気を受け取る、そういう電気の流れがつくられているんだね。これが電池の基本的な仕組みです」
内燃機関から電動機へと動力の主役が移り変わりつつあるクルマの世界。でんじろう氏が、電気や電池についてやさしく説明した。
28日にもホンダブースにて同じプログラムが2回行なわれる。スタート時間は11時からと13時30分から。