愛三工業は、09年9月中間期の連結決算業績見通しの上方修正を発表した。
売上高は570億円を予想していたが600億3000万円となった模様だ。自動車生産台数が想定していたよりも多く、受注が予想を上回ったため。
収益でも売上げ増の効果で営業損益は15億円の赤字を予想していたが1億8000万円の赤字にとどまった。経常損益は17億円の赤字を予想していたが1億4000万円の黒字となった。
中間期損益は8億円の赤字から3億8000万円の黒字となった。
業績が順調に回復する見通しとなったため、未定としていた中間配当については1株当たり6円を実施する。前年同期と比べて2円の減配となる。期末配当は、未定のまま予想を据え置く。