タクシー運転手を襲撃、類似事件との関連も調べる

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13日夜、栃木県日光市内の山中で、客を装って乗り込んだ男にタクシー運転手が襲撃される事件が起きた。運転手の男性は刃物で刺される軽傷。男はタクシーを宇都宮市内まで運転し、現金約4万円を奪って逃走している。

栃木県警・今市署によると、警察が事件発生を認知したのは13日の午後10時30分ごろ。これに先立つ同日の午後6時20分ごろ、JR宇都宮駅西口(宇都宮市)からタクシーに乗り込んだ男が「(日光市)今市、栗山付近まで行ってくれ」と指示。タクシーが同日の午後8時ごろ、日光市上栗山(N36.51.39.5/E139.35.19.7)付近に到達した際、男は68歳の男性運転手を車外に引きずり出し、刃物のようなもので胸を刺した。

運転手の男性は軽傷。男は自らがタクシーの運転席に乗り込み、男性を助手席に乗せるとそのまま宇都宮市今泉3丁目(N36.33.43.4/E139.53.54.3)付近まで戻り、降車する際に売上金などの現金約4万円を奪って逃走した。運転手は解放後に警察へ通報。この時点で事件発生が認知された。

日光市では今月上旬にも同様の事件が発生。容疑者の男の年齢が30歳前後と似通っていることから、同一犯による犯行も視野に入れ、目撃情報の洗い出しを進めている。

《石田真一》

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