ルフトハンザドイツ航空は機内でモバイル機器が使える機内ブロードバンドインターネット接続サービス「FlyNet」を展開する。パナソニックの米国子会社Panasonic Avionics Corporationと提携して、来年中頃から順次拡大する予定。
無線LAN端末やGSM/GPRS方式のモバイル機器であれば、機内全クラスでデータ送受信が可能。携帯電話SMS(ショーメッセージサービス)、PDA、iPhone、BlackBerryなどスマートフォンも利用できる。
2010年末には、ルフトハンザグループの長距離路線すべてにFlyNetサービス提供を目指す。航空機のデータ通信サービスは、アメリカ国内便で提供されている例はあるが、大陸間を移動する長距離便では、世界初の試みとなる。
搭乗者全クラスで利用可能。利用者が負担する料金制度などについての詳細は、後日公表される予定だ。
ルフトハンザは、過去にもボーイングの関連会社とデータ通信サービス提供を実施。今回は提携先をPanasonic Avionics Corporationに変えての再開となった。