ひき逃げ容疑者、10年間も無免許運転

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今月3日、岐阜県各務原市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、岐阜県警は6日、32歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。車当たり捜査を続けたところ、男が所有するクルマのタイヤから血痕が発見されたという。男は無免許運転だった。

岐阜県警・各務原署によると、問題の事故は3日の午後1時30分ごろ発生している。各務原市前渡東町(N35.22/E136.53)付近の市道で、路上で寝込んでいたとみられる60歳の男性がクルマにひき逃げされた

男性は収容先の病院で死亡したため、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。タイヤ痕から車種を絞り込み、周辺での車当たり捜査を行った。この結果、愛知県犬山市内に在住する32歳の男が所有する軽乗用車のタイヤから血痕を検出。男は容疑を大筋で認めたことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕している。

男は違反累積で約10年前に免許取り消しとなって以降も、日常的にクルマの運転を続けていたとみられる。調べに対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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