6日午前、山口県柳井市内のJR山陽線の踏切で、原付バイクと通過中の下り貨物列車が衝突する事故が起きた。バイクに乗っていた74歳の男性が死亡している。現場の踏切に遮断機や警報機は無く、男性も漫然進入してきたとみられる。
山口県警・柳井署によると、事故が起きたのは6日の午前10時55分ごろ。柳井市柳井江ノ浦西(N33.57.19.9/E132.8.1.4)付近にあるJR山陽線、柳井港 - 柳井駅間の踏切で、踏切を横断しようとしていた原付バイクと、通過中の下り貨物列車が衝突した。
バイクは弾き飛ばされ、運転していた男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡が確認された。後の調べで現場近くに住む74歳の男性と判明している。
現場は警報機や遮断機の設置されていない踏切。警察では男性が安全確認を怠ったまま、漫然と踏切内に進入したことが事故の主因と推測している。