4日午後、茨城県那珂市内の国道349号で、信号待ちの車列に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。車両4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で追突してきたクルマを運転していた男性が死亡。事故に巻き込まれた車列の1人が軽傷を負っている。
茨城県警・那珂署によると、事故が起きたのは4日の午後2時ごろ。那珂市菅谷(N36.27.17.5/E140.30.19.8)付近の国道349号で、信号待ちのために停車していた車列に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。最後部に位置していた乗用車が前方に押し出され、車両4台が関係する多重衝突に発展した。
追突側の軽乗用車は中破。運転していた鹿嶋市内に在住する45歳の男性は胸部などを強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡。車列最後部に位置していた乗用車を運転していた那珂市内在住の31歳男性も頚部打撲などの軽傷を負っている。
現場は片側2車線の直線区間で、同署前の交差点。路面にブレーキ痕は無く、警察では前方不注視が事故の主因と推測している。