1日正午ごろ、大阪府大阪市中央区内の一方通行となっている市道で乗用車が逆走。順走車と接触した後、歩道に乗り上げて暴走を続け、歩行者2人をはねる事故が起きた。警察はクルマを運転していた24歳の男を現行犯逮捕している。
大阪府警・南署によると、事故が起きたのは1日の午後0時5分ごろ。大阪市中央区瓦屋町1丁目付近から同松屋町(N34.40.14.9/E135.30.52.6)付近に掛けての一方通行路となっている市道で、交差道路から進入してきた乗用車が逆走を開始。順走していたトラックと接触した。
クルマは順走車との衝突を回避しようとしたのか、そのまま歩道に乗り上げ、さらに約100mに渡って暴走。途中で61歳の男性と、59歳の女性に接触。再び車道に戻り、順走していた乗用車と衝突した。
クルマを運転していた男は衝突した順走車を奪い、さらに走ろうとしたが、事故を目撃した人たちに取り押さえられ、通報を受けて駆けつけた同署員に引き渡された。警察は自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。
逮捕されたのは大阪市浪速区内に在住する24歳の男。調べに対しては支離滅裂な言動を繰り返しており、警察では違法薬物使用の可能性が高いとみて、男を厳しく追及する方針だ。