7モデルのワイド展開
「迷いまセンサー」「おでかけストラーダ」など魅力的な機能を備えてポータブルナビ市場で存在感を発揮したパナソニックの『ストラーダ・ポケット』。この秋、地図データを収録するmicroSDHCカードを8GBに容量アップし、車載取付スタンドを待望の吸盤式にした新型モデルを投入した。
ラインナップは大きくFM-VICS+ワンセグチューナーを内蔵した『CN-MP250』、ワンセグチューナーを内蔵した『CN-MP180』、FM-VICSを内蔵した『CN-MP150』の3つ。これにACアダプター+家庭用スタンドを加えた家電店ルートモデルがそれぞれ加わる。さらにパナソニックの通販サイト「パナセンス」専用モデルとしてモニター周囲をブラックとしながらボディをレッドとした『CN-MP250DL-Z』をラインナップ。合わせるとラインナップは全7モデルにもなり、この秋に向けたパナソニックの本気度が窺える。
◆ついに吸盤式マウントを採用
今回のモデルで注目なのは、ライバルに後塵を拝していた部分にしっかりと対応してきたことだ。
ストラーダ・ポケットはメモリー容量をこれまで4GBとしていたが、今回は全モデルで8GBへと倍増! これによって市街地図の表示を全国1031都市で実現したり、電話番号情報は約910万件、住所情報は約3600万件もの豊富な検索データを収録することになった。
もう一つ重要なのは車載取付スタンドを吸盤式に変更したことである。一般的には粘着シールで貼り付けていたが、これだと取り外そうと思ってもそう簡単にはいかない。吸盤式はユーザーの支持も高く、ソニーは初号機のnav-uで吸盤式を採用してきたし、三洋もこの秋モデルで吸盤式へと変更。パナソニックが吸盤式を採用したことで、ポータブルナビの標準仕様となっていくのでは間違いないだろう。