交差点手前で加速のバスと自転車が衝突、女性が死亡

自動車 社会 社会

10日早朝、東京都中野区内の都道で、自転車で道路を横断していた21歳の女性が、赤信号を無視して進行してきたとみられる大型観光バスにはねられた。女性は収容先の病院で死亡。警察はバスを運転していた61歳の男を現行犯逮捕している。

警視庁・野方署によると、事故が起きたのは10日の午前6時55分ごろ。中野区江古田1丁目(N35.43/E139.40)付近の都道で、道路を横断していた自転車に対し、赤信号を無視して進行してきたとみられる大型観光バスが衝突した。

女性は約20m先まで弾き飛ばされ、近くの病院に収容されたが全身強打でまもなく死亡。警察はバスを運転していた61歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は片側1車線の直線区間。バスは交差点手前で加速しながら進入しており、交差点に差し掛かったときには赤信号となっていた。自転車は信号が変わる直前に横断を開始した可能性が高いという。

調べに対して男は「太陽が眩しかった」などと供述しているようだ。現場の交差点には監視カメラが設置されており、警察では映像の分析も進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集