ユニプレスは31日、中国にトランスミッション部品を生産する工場を新設すると発表した。
中国自動車市場は今後も大きな成長が見込まれ、同社のトランスミッション部品事業の得意先であるジヤトコも中国での生産を開始している。ユニプレスもビジネスチャンスを活かすため、ジヤトコ(広州)自動変速機からのトランスミッション用部品の受注を契機に中国展開を決定した。
トランスミッション部品を製造する新会社「ユニプレス精密広州」を広州市花都区に設立する。資本金は1400万米ドルで、ユニプレス広州が75%、ユニプレスが25%出資する。2011年3月から操業開始する予定で、2013年に売上高1億5000万元を目指す。
新会社は今後、他企業への拡販も視野に受注活動を推進し、中国におけるトランスミッション部品事業の基盤強化を図る。