24日夕方、東京都江東区内の都道で、道路を横断しようとしていた高齢の男性がクルマにはねられる事故が起きた。男性はまもなく死亡。クルマは現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ容疑でタクシー運転手の男を逮捕している。
警視庁・深川署によると、事故が起きたのは24日の午後6時45分ごろ。江東区扇橋1丁目付近の都道で、道路を横断しようとしていた76歳の男性が、進行してきたタクシーとみられる乗用車が衝突した。
男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡。クルマはその場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。車当たり捜査を行ったところ、タクシー運転手として勤務する68歳の男が容疑に関与した疑いが濃厚となったため、25日に自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
現場は片側2車線。男性は横断歩道を渡っていたとみられるが、信号表示状態は不明となっている。調べに対して男は「何かに当たった記憶はある」と供述しながらも、ひき逃げについては容疑を否認しているようだ。