東京ラヂエーター製造が発表した09年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は当期損益が6億2500万円の赤字となった。前年同期は3億7600万円の黒字だった。
売上高は前年同期比63.1%減の28億8200万円と、前年同期の半分以下の水準にまで落ち込んだ。いすゞ自動車の減産の影響をもろに受けたかたちだ。
損益では売上げの大幅な減少で営業損益は3億6300万円の赤字、経常損益は3億2000万円の赤字となった。
通期業績見通しは、トラックや建設機械の需要が予想以上に落ち込んでいるため、売上高は前回予想よりも28億円マイナスの170億円に下方修正した。営業赤字5億8000万円、経常赤字5億8000万円はコスト削減効果などから前回予想を据え置いた。最終損益はGM向けの設備投資を特別損失に計上、前回予想よりも1億9000万円下方修正して8億3000万円の赤字となる見通し。