東洋ゴム、緊急収益改善追加方策で臨時休業

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東洋ゴム工業は、緊急収益改善の追加方策として、工場を除く事務技術部門で臨時休業を実施する。

昨年の下期以降の世界的な景気の悪化の影響を受け、同社の製造拠点では、生産の減少に伴う操業短縮を実施してきたが、1 - 3月の最悪期に比べ、国内新車生産の回復や国内外の補修用タイヤ市場の需要回復により操業度は改善し、一部のタイヤ工場では夏季休日の休日出勤を計画するまで回復している。

一方で、事務技術部門では、緊急収益改善計画でリーンオペレーション実現のための構造改革として、業務革新・効率化に取り組んでいるが、最近では残業水準がゼロに近づくなどの効果が上がっている。

生産拠点の最適生産体制、人員体制の構築、コストダウン活動の継続・強化を支援し、また業務革新・効率化のスピードをさらに加速させることを目的に今回の臨時休業を実施する。

臨時休業は本社や東京本社、研究開発センター、タイヤ技術センターなどで8 - 9月に計3日間行い、臨時休業日は事業所ごとに設定する。対処拠点は、大阪、東京の本社など全7拠点。

《レスポンス編集部》

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